電卓を打つ手が止まらない(ベーカーズパーセントの受難)


というわけで、次女も長女も早退してきたりしたものの

インフルにはならずに元気なのですが、まだピークは過ぎ去らないみたいなので

今後も気を付けて生活していこうと思います。

とにかく、お友達と遊ぶの控えて、無駄な外出はしないようにしてますが

そうなると、子供たちのストレスが凄いですね(;^_^


なんで小豆が入ってるかというと

ちょっとプレーンも飽きたから、あたりさわりの無さそうな小豆の甘納豆でも入れるか・・・とかやっちゃったら

小豆の周りが気泡だらけじゃないですか!先輩!みたいな感じになったパンです。

(何を言ってるんだか)

小豆の気泡だらけは後日に考えるとして、今回は謎の「一斤、粉のふり幅について」ですよ。

そうしたらね、ざっくり、ザックリいうと一斤、一斤って言ってもすっごく型があるわけですよね。

サイコロみたいな一斤

こういう長方形の一斤

メッシュラウンドとかトヨ型とか挙げればきりがないし

パン自体も山食なのか角食なのかってあるわけじゃないですか・・・

するとなんと・・・焼きたいパンによって微妙に粉の量が変わる・・・そうなんです・・・

ってことは・・・その他の分量も変わるわけで・・・

確かに言われてみれば、フタして焼いてモチモチの角食をふたしないで

山食になって伸び~っとしちゃったらちょっとスカスカ?になる理由もわかるってもんですよね(;´Д`)そこでベーカーズパーセントを勉強したわけですよ。

あんなに難しいと思っていたベーカーズパーセント、必要に迫られて覚えてしまえば

原理は簡単でした。笑

やっぱり苦手意識を持つとダメなんですね((;´Д`)

ベーカーズパーセントは簡単にいうと 粉の分量=100% と考えて

その他の材料も同じようのバランスにし

どんな型でも同じようなパンを焼けるようにする。というものなんですね。


なので今回、色々試した結果

この型でコレを焼く時はこの粉量がベスト!っていうのをまず計算して

長方形の一斤型でパンを焼く時は 角食250g 山食280g

さいころ型の一斤は山食で焼くことないので 角食300g と決めて

全てのレシピのベーカーズパーセントを計算しました。


これで言うと例えばですが


強力粉 250g

砂糖 20g

バター 10g

塩 5g

イースト 3g

水 170g


みたいなレシピのベーカーズパーセントを出したいとしましょう。



強力粉250g=100%とすると

250(g)÷100(%)=2.5 

この2.5が計算の要になります。

これが出たら順番に、材料のg数を2.5で割っていけばベーカーズパーセントが出るのです。


砂糖 20(g)÷2.5=8(%)

バター 10(g)÷2.5=4(%)

みたいな感じで順に出していくんですね。

すると上のレシピのベーカンーズパーセントは


強力粉 250g 100%

砂糖 20g 8%

バター 10g 4%

塩 5g 2%

イースト 3g 1%

水 170g 68%


ってわけです。で、その後どうしたらいいのさって話なんですけど

そのあとはどんな粉量に当てはめたいかってわけで


粉量を280gにしたいのであれば

まず280(g)÷100=2.8

でこの2.8とさっき求めたベーカーズパーセントを掛け算すると

粉量280gに対するその他の材料のg数が出るんです。

砂糖は2.8×8(%)=22.4(g)

って事ね・・・説明上手く出来てるかな??笑

要するに粉量280gの時は砂糖22gになるって事です。

小数点以下は四捨五入してます。計量できないから。笑


そうやって計算していくとこんなレシピが出来上がるわけです。


強力粉 280g

砂糖 22g

バター 11g

塩 6g

イースト 3g

水 190g


これで粉量280gのレシピが完成ってなわけですね。

私の場合は塩とイースト、生種の量は粉によって変えてません。

後69gとかになるものは70gとかにしてます。フィリングとかね!


そんなわけで今回は山食バージョンで焼いてみたんですが

ご覧の通りあれた肌・・・。

そして何より、天然酵母は発酵に時間がかかるので

出来上がるのがほぼ、夕方(;´Д`)

今までは起きたらすぐにHBに生地をお任せして

ちょうど掃除が終わるころ生地が出来て、形成してホイロして

子供たちが帰宅する前に焼き上げれたのですが

今はメランジュールと向き合いながらの生地作り、最低でも皆を送り出した8時から作って

お昼ごろに形成・ホイロ。16~17時に焼成・・・夕飯作りにも食い込む・・・。

でも5時に起きて生地仕込むなんて、この時期寒すぎて瓜・・・じゃないや無理。


悩んだ末に・・・天然酵母のオーバーナイト法を考えるのですが・・・

このお話はまた・・・。


~myumaco's kicthen~

おうちで小さなお菓子屋さん 何気ない日々を添えて

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